傘をパクれる人間になりたかった

あらかじめお断りいたします。この記事ではあらゆる犯罪行為を肯定しておりません。

てなわけで、お久しぶりのくーちゃんですよろしくお願いします。
もしも、外出しているときに突然雨が降ってきたらどうしますか?新しくビニ傘を買う?諦めて雨に濡れながら歩く?それとも誰かの傘をパクっちゃう?

こんな記事を書くのに至ったのは単純に、このまえ傘をパクられたからでございます。そのとき僕は1000円くらいの紺色の傘を使っていました。まさか周りにビニ傘がある中で色付きのやつが持っていかれるとはねぇ…そのとき僕はパクられたうぜぇ!と思ったとともに、あえてビニ傘ではなく色付きのものを持っていった誰かに対して敬意を覚えました。だってもしかしたら持ち主とトラブるかもしれないし、そのうえそのリスクが大きい択を取ったわけですよ。僕には到底できないですね。

そのいち リスクのおはなし
たぶん、傘をパクる行為には少なからずリスクが生じると考えています。持ち主に見つかればトラブルになるかもしれない、そのような状況下で傘を盗るというのは非常に勇気のいることだと考えます。もちろん僕はただのチキンなのでそんなことはできません。だからこそ僕は傘を持っていった人間のことを心から尊敬しているのです。リスクの判断にはどうしても主観が入り込んでしまう為どちらが正しいとは言い切れませんが、それでもその判断は尊いものであったと言えると思います。

そのに 自分のために
傘がないときに、それを持って行ってしまうことによって「誰かが困るかもしれない」と想像力を働かせることは、現代社会を生きる上で間違いなく重要な要素だと思います。しかし、世の中は往々にしてそのようなことを考えられない人がうまくいくようにできているような気がします。僕もだれにも迷惑をかけていないなんてことはないし、無自覚のうちにいろんな人に迷惑をかけています。でも僕よりも自分のために他人に迷惑を掛けることができる人は多分ですが、しあわせな人であるのだと思います。やっぱ自分がしあわせにならなきゃね!不器用な僕の言葉で伝わるかはわかりませんが「みんなもっと周りなんて気にせずに幸せになろうね」って話でした。

おわりに
きっと傘を持って行ってしまった人間は僕よりも優れていて周りから必要とされている人のはずです。そんな人への嫉妬に満ちた僕のクソきじでした。


傘パクは犯罪ですしきっと困る人がどこかにいるから、よいこのみんなはマネしないでね!