仮面ライダージオウのデザインについての詭弁
皆様、ふぁっちです。
今回は最近映画の内容が明らかになりつつある「仮面ライダージオウ」について思い付きを書いてみようと思います。
仮面ライダージオウはこれまでに存在した平成仮面ライダーシリーズ20周年を記念した時計をモチーフにした仮面ライダーで将来は最低最悪の魔王として地球を世紀末のような状態にしてしまいます。
それを改変しようと現れる未来人達との遭遇を経て主人公は最高最善の王様になるために覇道を歩んでいくことになりますがそこに現れる「タイムジャッカー」と呼ばれる三人がこれまでの仮面ライダーの力を誰かに与えてジオウを倒してその人物を使った傀儡政権を樹立しようと企んで....というのが今回の仮面ライダーです。
ここで私が取り上げたいのは仮面ライダージオウという世界観です。
仮面ライダージオウのデザインは顔に「ライダー」という字がありかなり特徴的です。
平成仮面ライダー20作品記念 仮面ライダージオウプロモーションムービー
さらに武器にも「ケン」や「ジュウ」、「おの」など書いてあり武器やアイテムの一つ一つに名前が記載されておりなんだかさすがにやりすぎな気もしますがこれも個性の平成ライダーならではですよね。
しかしこの設定は何気に深い気がするのです。
なぜかといいますと仮面ライダージオウとは個性の強すぎる仮面ライダーをまとめる器としてしっかりしているデザインだからです。絵コンテやプロットなど下書きを思い出してください。
それぞれに名前が書いてというのはこの下書きに人型の絵を描いて顔にライダーとか尖った図形を描いて剣とかそういう感じです。
そしてこのイメージがなんで大切なのか、それはすべての仮面ライダーに当てはまる白紙に近いからです。これまでのとても個性的な作品の数々をそれとなく融合させ令和に繋げる、それができるのがこのプロットの状態なのです。
この仮面ライダー過去作の力を借りることができますがそんな時にも顔には元となったライダーの名前があります。
それが二十年分仮面ライダージオウに乗っかり一つになるのです。何もなかったジオウの世界が他の仮面ライダーの世界を通じて色を付け仮面ライダージオウとしての一つの形を手に入れる。素晴らしいことですよね。
以上、仮面ライダージオウを見ていたら何となく思いついたお話でした
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウ 約145mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2019/02/09
- メディア: おもちゃ&ホビー
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【祝新生活】学校おすすめグッズ
新生活……?
こんにちはくーちゃんです。
今回は新学期なので中高生が持っていくべき文房具を紹介するよ!
文房具といっても、どこどこの何がいいという感じではなく、ハサミは必要、高校生にはコンパスはいらない。みたいな紹介になるんであしからず。それに僕はフレシャーで大満足の人間だから、4桁もする高級文具のレビューなんてできないよ。
それでは
第1位 ハサミとのり
かなりの必須アイテムむしろなんで持ってこないの?ってレベル。でも持ってこないヤツも一定数必ずいる。だから「持ってたら貸して」「いいよ」と、これだけで会話が起こるので、話しかけるのが苦手なシャイボーイズアンドガールズにもおすすめ。
ハサミは小さめの折りたたみのやつか、切れ味N倍みたいなこと書いてあるクソゴツいのがおすすめ。小さいのはかわいいキャラクターがプリントされたやつもあるよ。600円くらいで買えるし、筆箱にも入るコンパクトさもポイント。僕が使ってるのはごつい方マジでヤバイ(語彙力)ノートを切れる。え??「ノートなんてどんなハサミでもきれるだろ」って?なんと1冊丸ごと表紙から40ページ。切り刻めるんですよ!ノートを切る機会はなくとも、紙一枚切るのにも快適だし、段ボールとか切るときなんてほんとに便利。100均で安物買うよりも、500円出して文房具で買ったほうが幸せになれるよ。
のりは正直なんでもいい。アラビックでもいいし、消えいろでもいいし、テープもある。自分の好みと用途に応じて買うのがベスト。僕は消えいろ派です参考までに。
第2位 ホッチキス
意外とよく使う。プリントを留める機会は多いぞ。替え芯もちゃんと買うこと。あ、そうだ。「ホッチキス」ってMAX社のものだけで、ほかはステープラーって言うらしいよ。でも、今はそこまで厳密じゃないみたいね。え?知ってた?
第3位 辞書
もはや文房具じゃない件。中学生は紙の国語辞典、高校生は電子辞書がおすすめ。それなりのお値段がするので用意できる人だけ。まあ、あるに越したことはない。てか、すごく便利。
あまり使わなかったもの
コンパスと三角定規セット
まあ、高校生のはなしなんだけどね?僕は使わなかったよ。必要な可能性も大いにあるので先生に聞くこと。コンパスは段ボールとかに穴をあけるのに使ったなぁ。だったらキリのが1000倍使い勝手がいい。中学生は必須アイテムなので買うこと。3年のうちには絶対に使う。
カッター
対段ボール性能が半端ない。ただそれだけ。正直、学校に持ってこられると「何に使う気なの?怖い」ってなる。クラスに持ってきてるやつがいて思った。切るなら上で紹介したハサミでいいしね。
以上がおすすめグッズでした。参考にしてもらえたら幸いです。
ん?ネタ切れかって?最近神社行けてないんですわ。
今週のゲームトーク【#コンパス】
このコーナーでは毎週何かゲームをテーマにトークを繰り広げます今週はNHN PlayArt Corp.様より#コンパス 【戦闘摂理解析システム】です。
#コンパスは3分の間に繰り広げられる3on3のオンラインリアルタイム陣取りバトルです。
公式HP
https://app.nhn-playart.com/compass/index.nhn
公式Twitter
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Amazon
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ふ→ふぁっち く→くーちゃん
ふ「#コンパスは3対3のPVPゲームです第一印象はどうですか?」
く「最初始まった頃くらいにやった気がするんよ」
ふ「と、いいますと?」
く「そのときは操作面白そうだなーって感じ。
実際あーゆースタイル好きよ。あの手のアクションゲームって白猫くらいじゃない?」
ふ「当時は目新しかったかもね、あのときはそのくらいで、それがリアルタイムバトルになるんだから驚き。」
く「そだね。時間も短いし、ゲーム性も陣取りゲームでわかりやすい」
ふ「試合時間が決められているからね。ゲームはルールが簡単で習うより慣れやすい」
く「歩くのも引っ張るだけだからね。攻撃はスキル以外自動だっけ?」
ふ「そう。敵とエンカウントすると自動で戦う」
く「猿でもできるな」
ふ「小難しい要素はないよね。戦略以外」
く「戦略ねー怖くてレート潜ったことないからわかんないや。どう戦うん?」
ふ「味方の思惑と相手の戦略を考えて、それを邪魔しないように助ける」
く「はえー、そういえばポジションってあったよね?タイプ的な、速いのとか硬いのとか」
ふ「キャラごとの特性はある。そこら辺はあまり気にしなかったけど、そういう初心者向けのマンガ有るからよんで」
く「ま?」
ふ「アプリから読めるぞ」
ふ「あとはガチャの話する?」
く「あっはい」
ふ「あのゲームってコラボの告知来てからやるのじゃ遅いんだよね。ガチャの仕様が渋い」
く「あっ、ふーん。まあ、何があったかは知ってるんだけど」
ふ「何十回とやった後で一回チャンスを与えられるから」
く「ありゃひでぇよな。キャラガチャ引けないのは」
ふ「コラボの告知を見てそれを目当てにやる人には警鐘を鳴らしていきたい。
でも、キャラが引けなくっても何か同じキャラ使っているうちにいい感じになるから安心してほしい」
く「なんか重みがあるなぁ」
ふ「実体験に基づいてるからね」
く「まって、このゲームのガチャの失敗談なら僕もあるよ」
ふ「?」
く「ほしい常設キャラがリセマラで引けるキャラじゃなかった。初期キャラしか最初のガチャでは出ないよ!」
ふ「そういうことのためにも時期と計画」
く「割とキャラガチャは渋いそ!スキルカードはあまあまなんだけどなぁ」*1
ふ「このゲームのプレイスキルにはここも含まれていると思う」
く「それは言い過ぎでは?」
ふ「キャラよりスキルなことも有るからそうと言えばそうだけど」
く「金を積めばいいのでは?」
ふ「それは最近のゲーム全般に言えるから…」
く「無(理のない)課金前提なら当然いつ引くかもPSになるわな」
ふ「後はこのゲームと言えば音楽。しばらくしたらフラッシュバックするくらい」
く「せやな。曲の話いっちゃう?」
ふ「いこうか」
く「オホホイオホホイ♪」
ふ「どうしたの?」
く「いわばねこのゲームの大きな目玉の一つが、キャラクターごとに作られたタイアップの曲ってことですよ!」
ふ「うん、ダンスロボットダンスを筆頭に色々あるよね」
く「このゲームのバックにはニコニコがいてボカロPに作曲を頼んでいるってわけよ、ナユタン星人とか40mPとかねたくさんの有名な作曲家が楽曲を提供してるんですわ。」
https://www.nicovideo.jp/watch/sm30177801
ふ「そうだね、色んな人がそれぞれの色をましてるね。」
く「んでその中に推しがいるってわけ。」
テスラは夢の中 / tesla wa yumenonaka - TOKOTOKO(西沢さんP) feat.初音ミク
く「軽率に推していくスタイル」
ふ「テスラか」
く「そだよ」
ふ「あんまり聞いたことないなぁ」
く「まあ、しゃーない。テスラ弱いからね仕方ないね」
ふ「そこそこマルチメディアだから入り口が広いね」
く「2回目にプレイしたときの理由はこれだね。好きな作家が曲書いてるからって」
ふ「一回目は?」
く「ふつーに広告」
ふ「へえ」
く「スマホでしっかりしたアクションってないやん?さっきも言ったけど」
ふ「まぁ、そうね」
く「そういうこと」
ふ「そこで数日で覚えるほどアルカリレットウセイを聞くことになると。悪い曲たちではないんだけど、いかんせん聞く数が多くて」
く「毎回聞かされるわけだからね。苦手な曲調だとしんどいかもね」
ふ「後ボカロが苦手な人はそれだけで辛いね」
く「せやな。無理だろうね、絶対に」
ふ「ニコニコ動画系列をたのしんでいる人は向いてるね」
く「そだね。まあ、バックにいるからしゃーない。実際プレミアムだと恩恵あるし...」
く「そういえばコラボキャラのBGMってどうなの?ボカロじゃないっしょ?」
ふ「うん。コラボ元の曲だと思うよコラボ染めも楽しいかもね」
ふ「と、言うことでお時間です。本日の総括を伺います」
ふ「どうですか?」
く「まあ、スマホで遊べるリアタイの対戦ゲームって時点で、そこそこの評価はできるよね。最低限安定してるし」
ふ「まぁね」
く「なんやかんやPSゲーだし、あとは音楽を好きになれるか」
ふ「そこも何気に大事」
く「まあ、でも自分から始めてボカロだからいやって人はそうそういないでしょ」
ふ「そうかもね」
く「そっちのまとめは?」
ふ「このゲームをやる人は前々から準備をしておいてほしいね、だから気になったときにはすぐ始めてほしいね」
く「住めば都じゃないけど、使ってるうちに愛着湧くのはある。なんやかんや馴れる」
ふ「分かりやすく、習うより慣れろ。そんなゲームです。」
次回
『クラシックリズムゲーム』deemoでお会いしましょう
- アーティスト: ナユタン星人
- 出版社/メーカー: ナユタン星人
- 発売日: 2017/01/12
- メディア: MP3 ダウンロード
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*1:スキルカード:対戦中に技を出すためのカードのこと
今は、もうどこにもない、あの酒を
今週のお題「家で飲む」
アットホームな一杯とは何でしょうね。
親族にお酒の好きな人が多い私はアットホームな飲みという感覚がいまいちわかっていません。
そもそもそれがアットホームだというような気がしますが、私の場合は家で晩酌をするのが普通でそれが当然だったばっかりに「アットホーム?そんなの普通過ぎてピンと来ないよ」状態なのです。
大人になってこそお酒はコミュニケーションツールになったりして自由に飲むという感覚が薄れていき
20を迎えるころに初めて飲んだあの盛り上がる感じや初体験のワクワクがいかに楽しいものであったかというのを感じるわけですが、あいにく私はお酒をだれかと飲むという機会に恵まれずいまだその感覚がはっきりとはわかっていません。
ですから家で飲むお酒というのが私にとってのスタンダードなイメージでありいまいちアットホームの至福感も哀愁もわかってはいないのです。
これからはだれかとお酒を介したコミュニケーションにもっと積極的にならなきゃいけないのかもしれませんね…
以上、正直にいうと甘党な私ふぁっちの「家で飲む」でした。
テレビでのブイツーバー そのに
こんにちは、くーちゃんです。
先週の続きから
今週はテレ朝のガリベンガーの話です。正直僕がこの番組のことを話すと、「お前シロちゃんかわいいしたいだけじゃん」とか言われそうだけどそこは気にせずに。
この番組で一番素晴らしいと思ったのは、小峠さんの「Vの者」の扱いのうまさだと思うんですよ。特にお願いランキングの探偵オレンジも出演した、竹の回での年齢のくだりでのツッコミは、あのシーンだけでバーチャルyoutuberへの理解の深さが強く伝わると思います。
何度も言うようだけど、設定はいくら崩壊しているように見えてもそれをいらないって、言うのではなく、あくまでもそーゆーものとして扱ってもらったほうがいいのかなとおもいました。キズナアイはインテリジェントなスーパーAIだし、シロちゃんは1才児ですからね。
【その場しのぎ千夜一夜物語】3:思い出の一枚
皆様、お元気ですか、ふぁっちです。
私がこのようなことを初めているのは、思い付きでかけるからです。
どこそこへ行く必要もなければ、調べ物をする必要もない。
自分の中から湧いて出た言葉をなんとなく書くと記事になっている。
すごく簡単だからその場しのぎとして始めることにしたのです。(ですから面白さには一つも保証することができないのですが....)
ですがこのようなことばかりしていてはいけませんね、早くまともな記事が書ける人間になりたいものです。
前回
私は今日もまたあの女神を再び見るために、図書館へ向かっていた。
私の家から、図書館へは徒歩で行くことができるような距離にあるのだが今日は存外に時間がかかっていた。
というのもいつも行く道で事故が起きていたからだ。
外国から来たであろう二人組に声を掛けられていたのだ。
何が何だかわからない。フランス語だ、彼らから出る言葉は英語ですらなかった。
英語ならまだ多少は会話にはなっただろうがこれは予想外だった。
不測の事態に私はそもそもこの言語が何なのか理解することすら困難であった。
慌てふためく私にはどうすることも出来ないまま時間が経って行った。
それはこの時の体感であって実際には数分の出来事であったがこの状況に混乱した頭はこの時間を三十分にも二十秒にも感じていた。
彼らが私に諦めてちょっとした失望交じりに謝って帰ろうとしたその時。
混乱した志向に一筋の空白ができたのは見知らぬ言語が別方向から聞こえてきて思考が停止したがためだった。
また女神がやって来たのだ。彼女もまたよくわからない言葉を彼らにぶつける。
自分を飛び越えて謎の会話が進み、どこかへ移動するように女神が促している。
女神が目の前で移動していく、それを傍観していると知らないうちに解散して、そのまま図書館の方向へ行こうとしているのを見た私は図書館とう場所にあの日の女神を思い出しようやく我に返ったが新たに無意識のまま彼女に何か言わなけれはという衝動が体を突き動かした。
「あ、あの!さ…っきはありがとうございました。」
「い、いえ何か困ってたみたいだったので聞いていたら少し話せそうだったので」
彼女は人間だった。まだ目の前に現れて触れればどうなるのかわからないと思うほどの感触だったがあの麗しき女神は確かにこの現代に生きる人間の一人だとそう思うことがようやくできた。
とっさに何とか会話にもっていきたいと思った私はそれまで謎の言葉を発するだけの彼らのことが頭をよぎった
「ぁ、あの人たちは何を言っていたんですか?」
「そこの駅に行きたかったみたいですよ」
あくまで事務的に返す彼女だったがそれでも今日の収穫としては十分だった。
「これから、図書館に行くんですか?あっ、あのこの先って図書館くらいしかないから。駅以外は、」
ひきつった顔と苦し曲げれの冗談で彼女のことを追っかけていると悟られないように言い訳をした。
「え、まぁ…」
明らかに感触が悪い、やはりこの状況でこの質問はまずかったのか。それでも会話をやめるという選択肢が出てこない。私は話題を転換するという方法で会話の続行を試みた。
「何か、お礼をさせていたただけませんか?おねがいします!」
「い、いえ、結構です。」
どんどん印象が悪くなっていく。今日はもうやるだけ悪化するだけだと思った。
それでも今の今まで混乱し続けた頭に正常な思考をするだけの空き容量は残っていないどうしてだかこの先も絶対しないであろう提案が口をついて出てきてしまった。
「あの、写真を一緒にとってくれませんか?いつかこの借りを返したくて、それで今日のこと忘れたくなくて、えっと、それで....」
彼女もこの提案には戸惑ったが、必死すぎる上に奇天烈なことばかり言って自分を拘束している変質者たる私に根負けしたのだろうか渋々なのはわかっていたが案外簡単に引き受けてくれた。
とはいったものの今まで写真を撮ることなんか滅多にない私は全然うまいいかないまるで知育玩具で遊ぶ赤ちゃんのようなたどたどしさとぎこちなさだったが彼女はここでもまた、私にやり方を教えてくれた。
そうして写真を撮っていい気になった私はそのままやるしかないと謎の高揚感のままに連絡先まで一方的ではあったが教えてしまった。
そのまま図書館に一緒に行くことまではなぜか気が引けて急いで適当な方向を指して別れ帰宅した。
その後の彼がとんでもないことをしてしまったと振り返るも彼女の写真を手に入れたといううれしさでどうしようもないほど悶え苦しむのはまた少し後のことである。
【その場しのぎ千夜一夜物語】2:好きなビール
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。ふぁっちです。
そう言えば何か物語を書いて時間を稼ぐとは言いましても私は何も文学的な賞を取ったこともなく、
かのシェヘラザードの様に話が面白いわけでもないのにこういったことを始めてしまった自分の驕慢を恥じるばかりですが一度始めてしまったものは終わらせておきたいのでこのまま時々何かあったら書くことにいたします。
前回
私は家に帰ってきてから酒を飲んでいた。
いわゆる第三のビールというやつだがこれがたまらない。
私は家に箱でビールをストックしておきいつでも客人の来訪に備えている。
といっても今までそれが役に立ったことはないのだが。
このビールにいいところはこれよりもまだいい酒があるということだ。
この酒を飲むとやはりもっといいものが飲みたくなるのだが、この物足りなさの中に妄想を混ぜることでなんでもない日にしては幸せな気分になれる。
そういうわけで今日も酒とそのつまみに買ってきた少し辛めのきんぴらを食べながら妄想を繰り広げるつもりでいたが今日はあの図書館の女神のことを考えていた。
いつもは妄想を始める契機としてのアルコールだったが今日は妄想の促進剤としての役割を発揮していた。
あの図書館には普段からよく行くわけではないから彼女が一体どんな頻度で来ているかわからない。
次はいつお目にかかれるのだろか、次もまた村上春樹の本を読んでいるのだろか
まてよ?村上春樹の本を読んでいたかなんてわからないのにどうしてそう思っているのだろうか?
そうか、今日図書館に行ってからずっと氏のことを考えていたからだろう。
酔いが回った頭で酔いが回って思考が乱雑になっているのを認識すると頭は振り出しに戻ってまた彼女のことを考えるのだった。
今度もまた彼女に会いたい。
どうしたものだろか、とりあえずまた図書館に行こって何かヒントを得よう。
そう思った彼はこれから本ではなく彼女を目当てに図書館にだんだん通うようになる。
そのあとで彼女と会話できるようになるのはまだ先の話である。