変わるもの、変わらないもの:ヘラクレイトス
最近は、環境の変化が激しいですが皆様いかがでしょうか。
哲学の後に何か作品を紹介する記事。
今回は「万物は流転する」です。
万物は流転するというのはヘラクレイトスによって提唱された説です。
この説は世界及び万物は常に変化している。ということを表しています。
この説では川の例えが用いられています。
川の水は絶えず流れているので入るごとに触れる川の水は同じように見えても常に異なっているのです。
【今回のふわっと】
哲学について軽く触れた後でなんとなく思いついたものを紹介する今回のふわっと
今回は「NARUTO」です
「NARUTO」は集英社より発売されている週刊少年ジャンプにて連載されていた岸本斉史先生による忍者漫画です。
では、なぜ今回はNARUTOなのかといいますとヘラクレイトスの主張した万物の根源(アルケー)にあります。
彼は万物の根源を『火』であると主張しました。
万物は常に変化する。火もまた川と同じように常に違う空気を燃やし直前の姿に似ていながら確実に変化しています。
彼はまた火は明るさや煤、消費される空気の量などある程度一定の条件を持っていることにも目を付け変化と保存を持ち合わせるものとして火を万物の根源と見ているのです。
『NARUTO』もまた常に世代を変えながら受け継がれてゆく「火の意思」という言葉が物語において大きな役割を果たしています。
親や師、友人から受け継がれていく火の意思は世界が流転していても変わらない忍び達を照らす光になっているのです。
NARUTOは日本や海外でも大人気の漫画です。今までの忍者のイメージを変えるなんでもアリのトンデモ忍術や獣達は王道の少年漫画!
はじめは誰からも認められなかったナルトが少しずつ認められ、忍びの里の誰もが認める英雄に成長していくのは心を揺さぶります
最後の戦いになっても初心を忘れずにお色気の術を繰り出すバカで正直なみんなのヒーロー「うずまきナルト」いかかがでしょうか
以上、よくある何か術が一つ使えるならという質問。影分身が欲しいけど自分を増やすのは恥ずかしいので敢えてのハーレムの術か便利な神威かそれとも応用が利く避雷針の術か決めかねている私、ふぁっちがお送りいたしました
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- 作者: 岸本斉史
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