空の上でつながって:アナクシメネス

皆様、お元気ですか。ふぁっちです。

今回は久々に哲学について扱ってみようかと思います。

これからも時々扱っていきたいと思いますが、知識が及ばないこともあるかと思います。その時には何卒温かく見守っていただきますようお願いいたします。

さて、前置きが長くなってしまいましたが今回のテーマはアナクシメネスです。

アナクシメネス(紀元前585~紀元前525)

彼は以前紹介したタレスと同じミレトスという所の人間です。

 

orenpe039.hatenablog.com

 

飾り気のない言葉で話す人物であったそうですが、詳しいことはあまり知られていません。

アナクシメネスの時代には万物の根源とはなにかを考えていました、彼の場合は「空気」です。

彼は生きている間は呼吸をし、亡くなると呼吸をしなくなることから空気を魂ととらえ万物の根源は「空気」であるとしました。

空気の濃さによって温度を変え、薄くなると熱く、濃くなると冷たくなると主張しその根拠に人間の吐く息をあげました。

そしてこの空気が最も薄くなると炎に、最も熱くなると土や岩になると主張しました。

そしてアナクシメネスはこの空気によって一切がまとまりを持たせているとしました。

空気という無形の存在が根源であることで地球全体が同じような連続や統一を持っているとしたのです。

 

 

【今週のそれっぽい何か】

 今回はジョジョの奇妙な冒険の第五部にあたる「黄金の風です。

なぜジョジョなのか、それは主人公の使う能力(スタンド)がなんとなくそれっぽいからです。

この物語の主人公のジョルノ・ジョヴァーナはイタリアでギャングスターを目指す青年で、この物語は彼がギャングチームの「パッショーネ」に入団しボスからの指令をこなす中で訪れる試練に立ち向かっていくというもので、そして彼のゴールド・エクスペリエンスと呼ばれるスタンドは触れた物体に生命を与える能力です。

このゴールド・エクスペリエンスの能力が今回の空気を魂と捉え人間などの中に入っていく様子にイメージとして近いと感じました。

作品もジョジョの奇妙な冒険の世界にある凄みや勢いというのがあり、さらにはキャラクターの一人一人にある背景や性格などがとても濃いので主人公であるジョルノ以外が主役の回では主役にも負けない活躍ぶりで活躍し

最近ではアニメ化もされています。(今は終盤に向けてのラストスパートになってしまっていますが....)

アニメのほうでは敵や味方に原作の漫画では描かれなかった部分が追加されよりキャラクターの造形に深く入り込むことができます。

声優の皆様も一人一人のキャラクターにあっていてとてもシビれる格好良さです。

私は特に敵対するギャングの一人であるホルマジオという人物がお気に入りです。

ぜひ、ジョジョの奇妙な冒険 第五部ご覧ください。

ジョジョの奇妙な冒険 第5部(30~39巻)セット (集英社文庫(コミック版))

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